『信州2230TV』(しんしゅうにーにーさんまるテレビ)は、1991年4月7日から1998年12月27日までテレビ信州で毎週日曜 22:30 - 23:15に放送されていた生放送の情報番組である。
概要
開局当初のテレビ信州はNNNとANNのクロスネット局であったため、それまで同時間帯にはANN系列の『日曜洋画劇場』などを放送していたが、1991年4月の長野朝日放送開局を機にネットをNNN系列に一本化させるのに伴い、同時間帯にローカル番組枠を新設した。第1回は「善光寺仲見世のあゆみ」。
この番組は毎回、おすすめスポット・旅・グルメ情報、生活情報、報道・ドキュメンタリーなどの中から1つをテーマに取り上げ、それらのVTRを基に司会のアナウンサーとコメンテーターがスタジオ進行をしていた。ドキュメンタリー特集の回ではVTRのみを放送していたが、報道特集の回ではニュース番組担当のアナウンサーによる進行で、イレギュラーの番組内容になる場合も時々あった。なお、番組終了直後の23:15以降も、同じくテレビ信州製作の『ワールドトピックス』が放送されていた。
番組終了の理由は、平日の夕方の情報番組への参入のため、1998年12月放送の最終回「信州 AS No.1」では、視聴者に新番組開始について告知した。番組の終了後、同時間帯は日本テレビと同じ番組編成になった。
初期のオープニングテーマは、MALTAの「SKY WORKER」であった。
出演者
司会
- 初代 - 押阪忍(フリーアナウンサー)、茶木環(当時テレビ信州アナウンサー)
- 二代目 - 近藤満里(当時テレビ信州アナウンサー)
- 三代目 - 伊東陽司(テレビ信州アナウンサー)
コメンテーター
- 加瀬清志(放送作家)
- ほか
シリーズ化されたテーマ
- ふるさと信州を語る
- 長野県出身、もしくは長野と縁のある文化人・有名人・実業家へのインタビュー。久石譲、常田富士男、美川憲一などが出演した。
- 電話で医療相談
- 視聴者から病気や健康に対しての不安や疑問を募集し、番組生放送中に長野県医師会の医師が回答するというもの。番組中に回答できなかったものについては、後日書面または電話にて回答を行っていた。
- 公共の露天風呂
- 地方自治体もしくは第三セクターが経営する、安価な料金で誰でも入れる露天風呂の特集。初期には特にエリアを定めずに取材・放送していたが、次第に取材エリアは長野県外にも伸びていった。後に視聴者から人気の露天風呂を募集し、各地域ごとにトロフィーをもって表彰しに行く企画も行っていた。
放送回
1回〜50回
51回〜100回
101回〜150回
151回〜200回
201回〜250回
251回〜300回
301回〜350回
351回〜最終回
脚注
参考文献
- 「テレビ信州20年のあゆみ」2000年




