ブリタニア (HMS Britannia) はイギリス海軍の100門1等戦列艦。同名の戦列艦としては2代目となる。

建造

ブリタニアは1751年4月25日に、1745年の寸法規定に沿うよう設計された100門艦として、ポーツマス工廠に発注された。1751年7月1日、ドックに竜骨が敷かれ、1762年10月19日に進水した。建造と艤装にかかった費用は合計で45,844ポンド2シリング8ペンスだった。

建造時は42ポンド (19kg) 砲を下甲板に搭載していたが、後に全て32ポンド (15kg) 砲に換装された。また、1790年代に後甲板の12ポンド(5kg)砲10門と、船首楼の6ポンド(3kg)砲2門が撤去され、同数の32ポンドカロネード砲に置き換えられた。

艦歴とエピソード

ブリタニアは1778年9月に試験航海を行い、アメリカ独立戦争中に就役した。1793年から1795年にかけて、海軍中将ウィリアム・ホザム提督の旗艦を務めた。さらに1797年のサン・ビセンテ岬の海戦や、1805年のトラファルガーの海戦に参加した。トラファルガーの海戦ではノーセスク伯で白色海軍少将のウィリアム・カーネギーの将官旗を掲げた。この海戦でブリタニアは戦死10人、負傷42人を出した。そして翌1806年にプリマスで修理と整備のためドック入りした。

また、この船は改名が多かった。1810年1月6日にプリンセス・ロイヤル (HMS Princess Royal) となり、1812年1月18日にはセント・ジョージ (HMS St. George) 、そして1819年6月2日にはバーフラー (HMS Barfleur) と名前が変わった。

ブリタニアはアメリカ海軍のフリゲート、コンスティチューションの前に「オールド・アイアンサイズ(en)」として知られていた。

この船は、1825年2月にプリマスで解体された。

脚注

参考文献

関連項目

  • イギリス海軍戦列艦一覧

Britannic (I)

オリジナル艦船はブリタニア帝国の艦船で国旗と軍事を着て 無題 飯ア RGSのイラスト pixiv

HMS Victory HMS Victory in Portsmouth, England K B Flickr

The HMS Victory ClioPhoto

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