宍戸駅(ししどえき)は、茨城県笠間市大田町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)水戸線の駅である。

歴史

当初は西茨城郡太田町村にあったため太田町駅(おおたまちえき)と命名されたが、開業3ヶ月後に宍戸町が発足したため、駅名も宍戸駅に改称された。

年表

  • 1889年(明治22年)
    • 1月16日:水戸鉄道の太田町駅として開設。
    • 5月25日:宍戸駅に改称。
  • 1892年(明治25年)3月1日:譲渡に伴い日本鉄道に移管。
  • 1906年(明治39年)10月31日:国有化。
  • 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定に伴い、水戸線の駅となる。
  • 1959年(昭和34年)12月15日:貨物取扱廃止。
  • 1970年(昭和45年)
    • 3月1日:荷物扱い廃止。
    • 4月1日:業務委託駅化(水戸線通運株式会社受託)。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
  • 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」供用開始。
  • 2009年(平成21年)3月14日頃:発車メロディ導入。上り(下館・小山方面)は「Water Crown」、下り(友部・水戸方面)は「Gota del Vient」。
  • 2019年(平成31年)
    • 3月16日:終日無人駅化。
    • 4月8日:笠間市による簡易委託で乗車券等発売再開。

駅構造

友部方面に向かって左側にある単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームはカーブしている。

水戸統括センター(友部駅)管理の簡易委託駅。簡易Suica改札機が設置されている。

利用状況

JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は200人である。

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。なお、2018年度(平成30年度)の統計は非公開である。

駅周辺

駅前に若干空地はあるが、殆どが住宅地である。友部高校の最寄駅で、朝夕通学時間帯は学生客で賑わう。

2011年に、笠間市によって駅舎外側に公衆トイレが設置された。

  • 市営宍戸駅自転車駐車場
  • 国道355号
  • 北関東自動車道 友部IC
  • 北関東自動車道 友部SA
  • 茨城県立友部高等学校
  • 笠間市立宍戸小学校
  • 北山公園
  • 茨城県教育研修センター
  • 宍戸郵便局

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
■水戸線
笠間駅 - 宍戸駅 - 友部駅

脚注

利用状況

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 駅の情報(宍戸駅):JR東日本

宍戸駅(JR東日本・水戸線)

猫フライ(ねこふらい) on Twitter

猫フライ(ねこふらい) on Twitter

駅舎随録 宍戸駅

宍道駅