尊躰寺(そんたいじ)は、山梨県甲府市にある浄土宗の寺院。

歴史

大永年間(1521年 - 1528年)、武田信虎の開基である。ある日、信虎は重病に罹ったが、真向三尊阿弥陀如来画像に祈願すると治癒したことから、これを本尊とする寺を創建した。

武田氏滅亡後に甲斐国を領有した徳川家康は当寺を宿泊所とした。文禄年間(1592年 - 1596年)に現在地に移転した。

本尊の真向三尊阿弥陀如来画像は、元々宮中にあったが、後に石清水八幡宮経由で信虎の手に渡っている。そういうこともあり、1533年(天文2年)に後奈良天皇から「功徳山尊躰寺」の勅額を賜わっている(現在は焼失)。

墓地には、金山開発に従事した大久保長安、教育者の富田武陵、俳人の山口素堂の墓がある。

文化財

  • 絹本紺地金泥阿弥陀三尊像(甲府市指定文化財 平成9年11月27日指定)

交通アクセス

  • 金手駅より徒歩6分。

脚注

参考文献

  • 山梨県高等学校教育研究会地歴科・公民科部会 編『山梨県の歴史散歩(歴史散歩19)』山川出版社、2007年

Soto Zen Buddhism Sojiji Head Monastery

尊躰寺 甲府市/山梨県 Omairi(おまいり)

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