カルジャン(卡熱疆峰)は、中華人民共和国チベット自治区の中国=ブータン国境付近にある山である。ヒマラヤ山脈に属する。

最高峰はカルジャンI峰(またはカルジャン南峰)で、標高は7221メートルであり、世界で2番目に高い未踏峰である。他にカルジャン北峰(7196メートル)、カルジャンII峰(または中央峰、7045メートル)、カルジャンIII峰(またはタプトルカンリ、6820メートル)と、無名の6400メートル峰からなる。

登頂歴

最高峰のカルジャンI峰は未登頂のままである。オランダ隊が2001年9月から10月にかけて登頂に挑戦したが、成功しなかった。このグループはHaroen Schijf、Rudolf van Aken、Pepijn Bink、Court Haegens、Willem Horstmann、Rein-Jan Koolwijkからなる。このグループはカルジャンIII峰の登頂には成功した。Schijfによれば、カルジャンI峰は非常に切り立っていて昇るのが困難であり、また、天候が悪く登頂は危険だった。

2010年、ジョー・パーイヤーとデイビッド・ゴットリーブがカルジャンI峰の登頂に挑戦し、シプトン=ティルマン賞を獲得した。ただし、彼らは必要な許可を取っていなかった。彼らはカルジャンの西420キロメートルのラブチェカンの登頂にも挑戦したが、そこでパーイヤーが滑落死した。

カルジャンII峰(中央峰)は、1986年に新郷信廣率いる日本ヒマラヤ協会隊が初登頂した。日本隊はカルジャンI峰に登頂したと主張しているが、カルジャンI峰登頂に挑戦したオランダ隊(先述)によれば、日本隊の記録の内容から、日本隊が登頂したのはカルジャンII峰である。

脚注

外部リンク

  • Karjiang Virtual Aerial Video

History|KalooJapan カルージャパンオフィシャルサイト

ジャン・カルズー 小さな美術館 Jspot

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ジャン・カルヴァン 歴史 wps+(ワールド・フォト・サービス)

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